Projets / 札幌路面電車停留所

札幌路面電車停留所 - 12.056

Program

駅施設の設計(意匠・構造)

Concept

札幌路面電車ループ化事業は、都心の回遊性、札幌駅前通の魅力向上のため、環状に繋がっていなかった既存の路面電車ルートをループ状に繋げる計画である。駅前通ループ化区間の特徴は、サイドリザベーション方式と呼ばれる道路の端に軌道敷を確保した点である。その駅前通に新設される3箇所の停留所(狸小路内回り、狸小路外回り、西四丁目内回り)の設計を担当した。キャノピーの建築高さは約3m、平面形状は27.5m×3m の同じ形状の2駅と25m×3mである。 歩道から路面電車までのスムーズな動線を確保しつつ、雪と風よけとしての機能を満たすという要求に対し、歩行者が自発的に内部空間に入ることを促す配置計画を提案した。27.5mの停留場の歩道側中央と軌道側両端の3箇所に壁を設け、軌道側20mに大きなガラスを配した開口を設けることで、風よけの機能を持たせつつ明るく開放的な空間を確保している。また躯体を鋼板サンドイッチパネル構造とすることで、鉄道設備を内蔵しながらも、外観上はシームレスな継ぎ目のない形態を獲得している。結果、シンプルかつ存在感のある彫塑性を持った形状のデザインとなった。

Specific features

全てのキャノピーは6mmのSS400鋼板によるサンドイッチパネル構造で構成される。壁・屋根ともに、パネル厚は250mm−300mmで、内部のスチフナは短手方向にのみ配置される。サンドイッチパネルは、片側をプラグ溶接したのちグラインダーで平滑に仕上げられ箱状に密閉される。壁と屋根がシームレスに一体となって構造体として成立する。耐震要素となる壁面パネルは日本の耐震基準に適合するよう配置されている。

Distinctions

2017年度グッドデザイン賞

  • 2012-2015

  • 2016

  • ネイ&パートナーズジャパン

  • Sapporo, Japan

  • 27 m

  • Completed
  • ネイ&パートナーズジャパン - momoko japan